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4 28, 2020
4 28, 2020

CS:GOにおけるコールアウトの説明

CS:GOでコールアウトする理由

コールアウトの発生源

CS:GOにおけるコールアウトの実態

CS:GOにおけるコールアウトの説明

CS:GOマッププールのDust2のマップからInfernoのマップをご存知だったとしても、マップの各部分の名前は覚えておられないかもしれません。キャスターとプレイヤーが話している場所がどこかを正確により良く理解するために、以下をお読みください。

コールアウトが存在する理由

CS:GOでは、効果的なコミュニケーションを素早く、簡潔に行う必要があります。チームメイトには、起こった事態に対して直ちに反応して欲しいでしょうし、名前でもたついていると勝利のチャンスを失いかねません。コールアウト名にはマップ間で共通のものもありますが、ある特定の場所でのみ使用されるものもあります。

そのため、コールアウトは各マップの位置を参照して、コミュニケーションを円滑化するために作成されました。こういった名前の多くは国、地域、言語によって異なる場合があります。カウンターストライクに存在する様々なコミュニティで作成される傾向があるからです。あなたがCS:GOのベテランプレイヤーで、名前がもっともらしく思えないなら、単に出身地の名前にしてもかまいません。

マップでのコールアウトの多くは、プロのプレイヤーの名前が付けられています。時には「象徴的」スポットとして知られる場所である場合もあります。よく知られている例としてCacheでは、マップが現在マッププールにありません。B-siteでは「クアッド」エリアときしむドアの間のコーナーがNBKとして知られていますが、この名はNathan "NBK-" Schmittから名付けられました。これは相当長い間彼がそこに陣取って、大抵の場合1ラウンドで多くのキルを取ったことに由来します。

CS:GOコールアウト:Nuke

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Nukeは、複数のレベルに存在する2つのマップのうちの1つです。多くのマップでは聴覚を信頼し音を聞いて人がどこにいるのかを理解できますが、Nukeでは下方から、または上方からの足音を判別するのがより難しく、時にはそのポジションの判断を誤ります。そのため、該当するボムサイトでチームメートからのコールアウトを得ることが特に重要になります。

CS:GOコールアウト:Dust2

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Dust2はカウンターストライクの定番のマップで、ゲームシリーズのバージョン1.6以降の競技設定で使用され続けています。これはプール内でもっとも偏りの少ないマップで、テロリスト(T)側とカウンターテロリスト(CT)側の両方がほぼ50%前後のラウンド勝率を挙げています。そのレイアウトはシンプルで、ボムサイトに隣接する「中央」エリアへ通じる2本の主要通路があります。

CS:GOコールアウト:Overpass

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Overpassでは、NukeとVertigoの階層が垂直に接合されています。このマップはユニークで、CTスポーンはボムサイトAのすぐ上にあり、非常に早くボムサイトBにローテーションするという特色があります。従来の「中央」エリアはありませんが、従来のスタイルのマップ同様にボムサイトに到達する方法は2種類あり、そのサイト自体の前に2つのサイトにアクセスできるコネクターエリアが設けられています。

CS:GOコールアウト:Train

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Trainはまた別の定番マップで、ゲームのフランチャイズとしてはDust2と同程度の歴史があります。このマップは当初の形から大幅に変わっており、「Old Bomb」として知られるTrainのマップは特に激変しています。列車の操車場が舞台のため、その色や目的に応じて名付けられた多くの列車がマップ内にあります。

マップ上のポジション「Olof」は、Olof "olofmeister" Kajbjerから名付けられました。これは、このスウェーデン人プレイヤーがしょっちゅうこのポジションで大きな成果を上げていたという事実に由来します。ここからアイビーがはっきりと見通せるのです。ここはブルートレイン背後のコーナーにあるため、退却するには難しいポジションになりがちです。

CS:GOコールアウト:Mirage

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MirageはCS:GOの開始以来、常に使用され続けてきた唯一のマップです。しかも2012年以降大きな変更がなく、見た目もほとんど変わりません。レイアウトはDust2と似た構造で、T側のボムサイトへアクセスするには2つの主要通路を使用します。多くの場合、このマップでは中央エリアのコントロールが鍵となります。

中央エリア左手の中ほどには「Delpan」と呼ばれるポジションがあり、ここでは十分な遮蔽をとりながらショートや窓をピークすることができます。このポジションはMarcus "Delpan" Larssonから名前を取り、またChairの名前でも知られています。バージョン1.6でのマップ導入初期にこのスウェーデン人プレイヤーが陣取ることを好んだことからそう名付けられました。

CS:GOコールアウト:Vertigo

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Vertigoはマッププールでの最新のマップで、垂直性という点で他のマップとは劇的に異なっています。2階層であるという点でNukeと比較できますが、その他ほとんどのCS:GOマップが保有している既存のパーツがありません。ほとんどの活動は地下で行われ、ボムサイトへの主なアクセスルートはそれぞれ1つづつしかありません。

「Cold」というBボムサイトのエリアは、Marcelo "coldzera" Davidから命名されています。他のエリアと違って、ここでの彼のパフォーマンスが良かったからそう名付けられたわけではありません。ここからCTの近くにジャンプが可能であり、注目の試合でcoldzeraがそのジャンプに失敗したのは有名な話です。著名なLANイベントにおいて、そのポジションで失敗した最初のプレイヤーでした。

CS:GOコールアウト:Inferno

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Infernoはまた別の定番マッププールで、近年のトーナメント戦では常に際どいエキサイティングな対戦が繰り広げられることで知られるようになりました。このマップには2箇所の「中央」エリアがあり、それぞれからAボムサイトへのアクセス通路が設定されています。このマップではおそらく、B地点へのルートが最もよく知られているでしょう。多くの接戦が行われたことと、新しく革新的な戦術的ディスプレイで知られる象徴的なバナナエリアを備えています。

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筆者について

Michael Moriarty

受賞歴のあるフリーランスライターとして、CS:GOとRocket Leagueを専門に、これまでに5年以上eスポーツの世界に携わっています。eスポーツとゲーム以外のところでは、サッカーチームAFC Wimbledonのサポーターであり、スヌーカーもときどき少し見ています。

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