VALORANTはRiot Gamesの最新タイトルで、キャラクターが5対5に分かれて戦うタクティカルFPSシューティングゲームです。VALORANTの概要とeスポーツを意識した構成についての記事をお読みください。
VALORANTとは?
VALORANTは、Riot Gamesが開発、公開する5対5のキャラクター制タクティカル・ファーストパーソン・シューティングゲームです。VALORANTは、Counter-Strike: Global OffensiveやRainbow Six: Siege、Overwatchなど他の人気のFPSタイトルの側面を持ち合わせ、それらによって正確で決定的な、一撃必殺のシューティング体験を作り上げています。
プレイヤーはディストピア的な近未来の世界で「エージェント」を操作します。各エージェントはすべてのプレイヤーが利用できる17種類の強力な銃を使用し、その攻撃を補助する特殊能力を持ちます。
VALORANTでの目標は?
ゲームのコンペティティブモードでは5対5に分かれて攻撃側と防御側のチームを作り、13ラウンド先取した方が勝ちとなります。
攻撃チームの目標は、戦場内の2(または3)箇所のうち1箇所に「スパイク」と呼ばれるアイテムを設置し、爆発させることです。一方防御チームの場合は、そのスパイクの爆発を阻止することが目標となり、両チームとも相手を倒した場合でも勝ちとなります。
各ラウンドは合計2分10秒で、30秒は準備時間、1分40秒は各チームが目標を達成するための時間です。攻撃と防御は13ラウンド目で切り替わります。
VALORANTでのマップは?
現在3つのマップ、Haven、Split、Bindが用意されています。
Haven:神秘的なオブジェクトが印象的なオリエンタルな都市の風景をベースにし、このマップには、攻撃側がスパイクを設置できるエリアが3つ存在します。ボムサイトBは攻撃側と防御側のエリアそれぞれと隣り合う中央エリアにあるため、防御チームは各エリアを上手く守るためにさまざまな戦術を考えることができます。
Split:ネオ東京が舞台となるSplitは、従来のマップデザインを継承しており、ボムサイトは2つあります。このマップの特徴は、攻撃チームと防御チームがエリアを支配するためにエージェントの能力を効果的に使うことを重視した垂直構造がたくさんあります。
Bind:3つのマップで最もユニークなマップであるBindには、2つのボムサイトとプレイヤーがマップ中を素早く移動できるテレポーターが2つあります。テレポーターを使用すると、攻撃チームはラウンド終了間近に戦略を変更するチャンスを得て、防御チームはマップでの存在感を再び示すことができます。
VALORANTのエージェントにはどんなキャラクターがいる?
VALORANTのクローズドベータ版では、10人のエージェントをプレイできます。公式情報によると、次のようなエージェントがいます。
- Phoenix:Phoenixの特殊能力はその攻撃スタイルが光を放ち、閃光と炎で戦場を包みます。援護があろうとなかろうと、自ら戦いへと飛び込んでいきます。
- Jett:Jettは俊敏で機動力が高く、誰にも真似できないリスクを冒すことができます。あらゆる小競り合いに介入し、何が起こったかわからないほどの速さで相手を切りつけます。
- Viper:Viperは有毒の化学デバイスを使いこなし、戦場を支配し、敵の視界を奪います。毒で獲物を倒さない場合は、心理戦で確実に仕留めます。
- Sova:Sovaは無慈悲なまでの効率と正確さで敵を追跡し、発見し、仕留めます。特注の弓と驚異的な偵察能力を持ち、逃げても彼から隠れることは不可能です。
- Cypher:Cypherは、個人型監視ネットワークのごとく監視能力を持ち敵のあらゆる動きを追跡します。秘密にできることはありません。戦略もすべてお見通し。Cypherはいつも見張っています。
- Brimstone:Brimstoneが持つ衛星兵器によって、彼のチームは必ず有利になります。必要なものを正確かつ安全に提供し、比類ない地上部隊の司令官としての役目を果たします。
- Sage:Sageはどこへ行っても自分と仲間の安全を確保します。倒れた仲間を蘇らせ、強力な攻撃を回避することができ、地獄のような戦場に静かな空間を作り出します。
- Omen:Omenは物陰から攻撃を行います。敵の視界から逃れ、フィールドをテレポート移動して、パラノイアで攻撃し、次の攻撃がどこからくるのかと敵を錯乱させます。
- Breach:Breachについて公式の説明はまだ発表されていませんが、フォールトラインを操る能力が主なものとなります。
- Raze:Razeはとにかく爆発物が好き。爆発による攻撃スタイルで、固まった敵を一気に倒したり、「ブーム」を惜しみなく使って狭い空間を一掃したりすることを得意とします。
VALORANT eスポーツ - 競技向けの構成
VALORANTのデベロッパーが大きく力を入れているのは対戦の誠実性です。操作性と応答性に優れたオンラインゲームプレイを実現するために128チックのサーバーに投資し、ローエンドとハイエンドなコンピューターどちらでも最大限のフレームレート(fps)を実現できるようグラフィックを最適化したことに加え、不正行為を防止するために人工知能などの技術の連携を活用した新しいアンチチートシステム「VANGUARD」を開発しました。
今のところVALORANTのeスポーツトーナメントについては何の発表もありませんが、2020年夏にゲームがリリースされればさらに情報が公開されるでしょう。
VALORANTのクローズドベータアクセスとVALORANTのリリース日程
VALORANTはクローズドベータ段階を終えた後、サーバーのインフラストラクチャーをテストし、ゲームプレイのフィードバックを受け取り、正式なリリース前にさらに最適化を進めます。クローズドベータへのアクセス権を獲得するには、プレイヤーはTwitch.TVで指定されたライブストリーマーの番組を視聴する必要があり、参加できるプレイヤーはその中から無作為に選ばれます。
ヴァロラントにベットするなら断然Pinnacleで!